たじまのしぜん

ベニヒワ

弱い鳥と書いて「鶸」(ヒワ)と読みます。スズメより小さな、か弱い小鳥のグループがヒワです。このあたりで普通に見られるのがカワラヒワで、ウグイス色の体に黄色い斑が鮮やかに目立ちます。
そのヒワの仲間で、今年はベニヒワという珍しい冬鳥が来ています。全国的に飛来数が多いようです。豊岡盆地では、河川敷を中心に群れで観察されます。10羽から20羽の群れで動いているようにみえます。

群れを構成する殆どの個体はこのタイプで、ベニヒワのメスです。雌雄共通の識別ポイントが頭頂部の赤い斑で、「赤いベレー帽」の愛称を持つ人気ものです。メスでも、このワンポイントのおかげで、魅力的な美しい鳥です。

群れをよく観察すると、胸がピンク色に染まっている個体が見つかります。ほとんどがメスのグループの中に、胸の赤いオスを見つけると嬉しくなります。私は、ベニヒワのオスを見るたびに「イチゴミルク」を連想してしまいます。
今回飛来したベニヒワの観察で、10年以上ぶりに美しいオスと出会うことができました。チーチーチーと小さな声で鳴きながら、セイタカアワダチソウを次々に飛び移り、穂になった実を食べています。
写真・文 コウノトリ市民研究所 高橋 信

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