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ウキゴリ類の稚魚の遡上

ウキゴリ類の稚魚の遡上
ウキゴリ/スミウキゴリ    スズキ目 ハゼ科
 この時期、ウキゴリ類の稚魚が海から遡上してきます。ウキゴリの仲間は3種に分けられますが、但馬の川ではウキゴリとスミウキゴリの2種をよく見ます。両種とも川で産卵・ふ化しますが、稚魚は海へ下り、翌年の春から夏、2~3cmほどの大きさになると川に戻ってきます。今、ちょうど遡上の時期です。この写真は豊岡市内の海沿いの小川で撮影しました。河口近くで、たくさんのウキゴリたちがひしめいていました。
河口からかなり上流でも見ることがあります。皆さんも近所の小川や水路を覗いてみてはいかがでしょう。見つかるかもしれません。

成魚であれば、背びれの模様でウキゴリかスミウキゴリの見分けがつくのですが、この大きさの時に見分けるのは非常に難しいです。すくい取って顎の大きさなどを測る必要があります。

こちらは別の場所で撮影したスミウキゴリ成魚の写真です。海に近い小川などで多くみますが、河口から10km以上上流にも棲んでいます。海から遡上しますので、途中にダムや堰など遮るものがあれば、そこより上流には棲んでいないでしょう。しかし最近では、堰などにこれらの魚類でも遡上できる魚道が設置されたり改良される事が増えてきました。ウキゴリ類が棲める川が増えていくことを望みます。
写真・文 コウノトリ市民研究所 北垣 和也

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